経験したからこそわかることがある。
ちょうど一年前のブログ記事を見てみましょう。
ん～自分で読み返してみてもかなり辛いものがあります。
おそらく借金は２００万を超えていて、
その時に感じていた辛い出来事を詰め込んでいたのだと思います。
そこで、１年経って借金が０になり、また貯金もある程度できるようになってきたので、借金がある時と貯金がある時でお金の使い方はどう変わるのか、
また、ストレスのないお金の使い方を少し紹介しようと思います。
借金がある時のお金の使い方
頭の中には常に借金というパワーワードが張り付いていて、
お金ということに関しては絶対的にネガティブな感情です。
日常生活に必要なもので使うお金はできるだけ安いものになるし、
身だしなみに関しても疎かになりがちになります。
また、常に借金というのが頭にあるため脳には毎日２４時間ストレスがかかり続けていて、ストレスから解放されることはありません。
だから、身体の調子も良くなかっただろうし、
いわゆる過食のような状態だったかもしれません。
我慢が利かない状態だったのでコンビニや自動販売機を多用していたことと思います。
これではお金は溜まらないですし、返済スピードも上がらないはずです。
貯金がある時のお金の使い方
借金２００万円以上の経験があるため、お金の使い方にはすごく気を使っています。
貯金があるからと言って無駄遣いは全くせず、
必要なものや自分にとって価値のあるものにしかお金を使わなくなりました。
借金がある時から色んな本やサイトを見てお金の勉強はしていたので、
どうすればお金が増えていくのかは分かっているつもりです。
もう借金を抱えるストレスは経験したくないですし、
おそらく借金をすることはないとおもいますが、
ある種の経験談を書き残しておきます。
ストレスのないお金の使い方
目の前に今すぐ欲しいカバンが売られているとします。
価格は３万円。
借金持ちにとって３万円のカバンはとても高価なものでとてもじゃないけど手が出せません。
３万円あれば３社に借金を返済することができますし、
カバンは物が入って移動できればＯＫなので古いもので十分代用できると考えます。
逆に貯金があると３万円のカバンを見た瞬間買えると判断します。
ですが、その価値や使い勝手また今使っているもので十分じゃないかなど、
色々考えます。
また、同じカバンでもより安く売られているところはないか調べたりして、
視野が広く余裕がある状態になります。
んで、結局どちらも買うという選択肢はあきらめるのですが、
頭の中のストレス量は全く違います。
借金がある場合は、お金がなくて買えなかった。
貯金がある場合は、お金はあるけど買わなかった。
買えなかったと買わなかった。
この差はかなり大きいように思います。
買えなかったストレスはおそらく１回だけではなく幾度となくやってくるもので、
そのたびに大きなストレスがかかります。
買わなかったというのはいつか価値が合うものが現れれば買うし、
買わなかったストレスは０だし、熟慮して買えた喜びはとても大きいものになります。
だんだんと麻痺してくる感覚
借金があると幾度となく我慢するストレスがやってくるので、
無意識のうちに欲しいものを頭の中から消し去るようになっていきます。
どうせムリ。
どうせ買えない。
欲しくない。
今気づいたことですが、たぶんどんどん欲を抑えてあたかも欲しくないように装っていたのだと思います。
物欲は元々ある方ではなかったのですが、
借金のせいで余計に物を買わなくなっていましたね。
今でも物欲は大きくありませんが、買わないという選択肢ができるということで多くの物がなくても心は安定するようになりました。
最後に
今でも借金の種類にもよりますが借金が絶対悪だとは思っていません。
ですが、借金によって感情を左右されたり麻痺するような感覚に陥ってくると借金はない方が良いと言わざる負えません。
ストレスで蝕むものはとても大きく、それが長年続けば頭の中に住み着き抜け出せなくなります。
今も頭のどこかに借金というワードがあるので大きいお金を支払う時は恐怖を感じます。
お金とは一生向き合い続けないといけないですからね。
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