A.苦しくなる。
借金問題を解決するにあたり最も考えるべきは収入です。
お金を借りた時には借金を返済できるだけの収入があっても、
いざ借金の返済が始まると途中で何処で何があるかわかりません。
未来は誰にも読めないですからね。
転職をして収入を上げて借金を返済しようと考える人もいるでしょう。
そこで多額の借金を持ちながらアルバイト多数3回の転職を経験した僕が
借金持ちが転職したらどうなるのかについて解説したいと思います。
借金持ちの転職メリット
まず前提として借金は転職先にはバレることはありません。
債務整理していても自己破産していても99.99%バレることはないでしょう。
例えバレたとしても借金がある(あった)ことで解雇することは法律で禁じられており、もしそのような事態が起これば裁判をして100%勝てます。
会社デビュー
今の仕事に十分満足していれば転職を考える必要はありませんが、
収入に満足できず、借金が返せないくらいになると転職or副業を考えなければなりません。
今している業種が好きであれば同じ業種の違う収入が上がる会社に転職するのはありだと思います。普段から他の会社の情報を集めてるといいですね。
就職して数年も経てば同業者のお給料や内容もなんとなくわかってくるし、
ネットで検索すれば今自分が置かれている状況が良く解りますからね。
周囲に話を聞くと落胆してしまうこともありますが、今置かれている自分の立ち位置が解るのでおススメです。自分の借金総額を把握するのと似てますね。
収入だけで言えば、保険や保証が付いているのか手取り額など見るべきポイントはいくつかあります。
借金持ちとしては今どうにかしたいので年金や保険はあまり考えないで手取り額を見がちですが、転職して実際に貰える手取り額はネットなどに書いてある給料より少なくなる可能性は高いですね。アルバイトなどは特にです。目先の利益を取るかその先を見越して転職をするかそのセンスが問われます。
ただ、同じ業種でも会社の雰囲気や周りの人で一気にモチベーションが上がることはあります。借金返済にもモチベーションはかなり必要ですからね。そんな人達に出会うことができればとてもラッキーで運が回ってきている証拠ですね。
僕の経験上、自分の意識が高ければ意識の高い人が集まる会社に入れるし、
意識が低ければ、意識の低い会社に引き寄せられます。
類は友を呼ぶ理論ですね。
自分の意識次第では転職してお給料もだんだん増えて借金完済の目途が立つことは大いに考えられます。心機一転気持ちを切り替えて挑む転職は人生の転機となることでしょう。
借金持ちの転職デメリット
借金持ちが転職を考える時、デメリットの方が多くなるのは当然です。
お給料のだだ下がり
ヘッドハンティングやスカウトされた時は別ですが、
転職をするとお給料は下がる場合が多いです。
もちろん上がる時もありますが能力がある人かすごく会社から評価されている人に限ります。
借金返済が苦しくてお給料の多い会社に転職したのにも関わらず、
初めの3カ月は使用期間があったり、
ボーナスがなかったりと短中期的に見れば収入が下がる可能性は大です。
また、転職で引っ越しともなれば引っ越し費用やその他もろもろの費用もかさみ、
そのお金を捻出しなければなりません。
お給料は上がっていく可能性もありますが、
今の時代実力が伴わないと昇給は緩やかです。
それであれば一気に収入が上がりそうな会社を探した方がいいですね。
とはいうものの今の時代転職は盛んに行われていますし、
2年3年で転職して経験を積んでいくスタイルも当たり前のようになっています。
そんな転職が盛んに行われている時に企業の報酬システムも変わりつつあり、
ジョブ型(人に仕事をつけその仕事の出来高で報酬を出す)の働き方をするところも増えてきました。
そうなれば転職した初めの方から高額な収入を貰えることも増えてきますね。
自分次第で報酬が増える仕組みはありがたいですよね。
慣れるまでエネルギー消耗
僕みたいな人見知りは会社の雰囲気に慣れるまで相当のエネルギーを消耗します。(笑)
仕事を覚えるのはもちろんですが人間関係など、
ただでさえ借金のことで頭がいっぱいなのに更なる脳疲労が起こります。
夜の付き合いなどがあれば最悪で、そこでも出費がかさんでしまいます。
個人的にはストレスの掛かる職場は逃げた方が最善だと思っています。
人生の3分の1は働いている計算になるのでその3分の1がストレスまみれだと何のために人生を生きてるか分からなくなりますからね。
例え報酬が高くても身体を壊してしまう可能性は高く、ハイリスクだと言えます。
ここはお金よりも自分の身体の健康を取る方が健全かなと思いますね。
職場環境に慣れるのが早かったり、ストレスに強いメンタルであれば問題ありませんが
転職によって大きなストレスを感じる方がいるのも事実としてあります。
借金+人間関係のダブルパンチの悩みに要注意です。
新たな借り入れが難しくなる
カードローンで新たな借り入れが必要な時、
勤務年数が浅いと審査が受けれなかったり、通らない場合がほとんどです。
特に借り入れ件数にもよりますが1年未満だとかなり厳しいですね。
お金を貸す側としてはお金を返済してくれる信用を最も大事にしますので、
勤務年数は大きな審査基準となります。
僕は一時アルバイトだけで生計を立てていたことがあって、
アルバイト先を勤務先にして審査を申し込んだことがあります。
その時はアルバイトを始めて5カ月くらいだったのですが、
もちろん在籍確認もあり、そのアルバイト先のお偉いさんに電話があったことを言われ
とても気まずい雰囲気になったことがあります。
たぶん絶対借金のことはバレていたと思います。
しかも、審査は通りませんでした笑
新たな借り入れをする場合、
正社員だったとしても1年くらいは勤務していた方がいいですね。
もし新たな借金の申し込みで在籍確認があった場合はクレジットカードを作ってると言っていいでしょう。
大切なのは6年後
大体の貸金業者は6年での借金完済をめどに毎月の返済額(ミニマムペイント)を設定しています。
転職したからといって6年経つまでにお給料が増えるのかどうかは分かりませんが、
今の会社や仕事で満足できていないのであれば転職の選択肢は出てくると思います。
転職するしないは別として、借金返済は1年2年では片付かない場合がほとんどですので、マラソンと同じようにペース配分を考えて返済していくべきですね。
そうやって借金返済のことだけを考えてしまうと、
果たして10年後はどうなるのかなんて想像もつかないと思いますが、
働くのは借金返済よりも長く働くことになるので、
キャリアや資格や技術も考慮しながら転職も考えていかなければなりませんね。
債務整理で借金を身軽にしてキャリア形成に挑むのもありですね。↓
お勧めは副業プラン
転職のハードルが高いと感じているのなら、
今ある仕事にプラスして副業を始める形がスマートで楽かなと思います。
単に副業と言ってもアルバイトなどダブルワークも可能ですし、
派遣や業務委託など様々な業務形態があり、
自分に合った働き方が選択できます。
ウーバーイーツも人気ですよね。
もちろん自分でブログを書いたり、
何でも屋さんでリアルにお金を稼ぐことも可能ですし、週末起業という手もあります。
事業収入となれば節税対策しやすくなるのでお勧めです。
副業という形であれば色々な面で割り切れる場面も多いです。
特にメンタル面で。
毎月の借金返済総額くらい稼げると天国ですね。
転職して副業も始めるという全く新しい働き方への挑戦も可能です。
身体も頭も動き出せば動いてくるものですよ。
最後に
借金がありながら転職するにはリスクは付きものです。
独身か既婚かにもよっても違いますし、今ある借金額も人それぞれ違います。
ですが、人生という長いスパンで見れば借金のある時期は働く年数より短く、
どちらかと言えば働く方(キャリア)に重きを置いて転職を考える方が得策かなと思います。
ずっと一生借金がある訳ではないし、お金だけに縛られた働き方だけでは人生損するような気がしますので。
働きつつ、返しつつ、経験を積んでいくという忙しい日々になると思いますが、忙しい方が変なことを考えなくて済みます(笑)
借金があっても自分の人生プランを豊かにしてみてはどうでしょうか。
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バズって借金返済できる可能性が3%上がります。